発話分析(研究期間終了)

名称

日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(B)  (平成23~25年度)

「発話単位アノテーションに基づく対話の認知・伝達融合モデルの構築」

概要

本プロジェクトの目的は、2人以上の話者による対話において、

  1. 「発話」が下位要素からどのように構成され、
  2. 個々の行為が単一もしくは複数の話者による「発話」からどのように構成されるのか

を実対話データの分析に基づいて明らかにし、会話インタラクションにおける文法や言語使用に関する実際的なモデルを構築することです。対話における発話は他者の存在(伝達的側面)のもと実時間的(認知的側面)に遂行される活動であるという視座に立ち、発話を認知過程と伝達過程とが不可分に結びついた現象とみなします。このような認知・伝達が融合した視点から現象をモデル化するにあたり、揺れのない明確な基準によって認定された発話単位アノテーションを研究の基盤とし、コーパス言語学的手法に基づく実証科学的アプローチを採用します。

メンバー

研究代表者

  • 伝 康晴 (千葉大学文学部)

研究分担者

  • 高梨 克也 (京都大学学術情報メディアセンター)
  • 小磯 花絵 (国立国語研究所)
  • 榎本 美香 (東京工科大学メディア学部)
  • 増田 将伸 (甲子園大学総合教育研究機構)

連携研究者

  • 前川 喜久雄 (国立国語研究所)
  • 丸山 岳彦 (国立国語研究所)

研究協力者

  • 吉田 奈央
  • 横森 大輔 (日本学術振興会/名古屋大学大学院国際言語文化研究科)
  • 中川 奈津子 (京都大学大学院人間・環境学研究科)
  • 黒嶋 智美 (明治学院大学)
  • 高木 一広 (九州工業大学大学院情報工学研究院)

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