名称
日本学術振興会科学研究費補助金 基盤研究(B) (2022~2024年度)
「会話における発話のアドレスの多様性:コーパスアノテーションに基づく実証的研究」
概要
本研究の目的は、以下の2つを通じて、会話において発話を他者に宛てる(アドレスする)行為に見られる多様性を実証的に分析することです。これにより、多人数コミュニケーションの革新的なモデルを構築するとともに、多様なコミュニケーション状況における会話支援の方策を提案します。
- 発話のアドレスのアノテーション手法を開発し、会話コーパスに施行します。
- 1に基づき、会話におけるアドレスの多様性の実態を明らかにします。
- アドレス手段の多様性(視線や呼びかけ以外の文法・共有知識・発話連鎖資源等)
- アドレス先の多様性(第三者に宛てたり、誰にも宛てなかったり等)
- アドレス先の多様性(第三者に宛てたり、誰にも宛てなかったり等)
メンバー
研究代表者
- 伝 康晴 (千葉大学)
研究分担者
- 岡本 雅史 (立命館大学)
- 高梨 克也 (滋賀県立大学)
- 居關 友里子 (国立国語研究所)
- 門田 圭祐 (早稲田大学)